2024/7/25
「医療通訳研修会」を開催しました。
7月19日(金)、名古屋市中村区名駅のウインクあいち(愛知県産業労働センター)で、「医療通訳研修会」を開催しました。
この研修は、富山・石川・福井・静岡・岐阜・愛知の6県の支援・相談員と自立支援通訳を対象としたもので、講師は「NPO法人多文化共生センターきょうと」に依頼しました。
当センター所長の開講挨拶に続き講義が始まり、老化に伴い高齢者が発症しやすい疾患について、器官ごとに、病名、発症機序、予防法・治療法中国語訳病名などを、講義形式で学びました。
ついで、通訳する際のメモの取り方(ノートテーキング)のテクニックについて、記号や略字の活用方法など、具体的に指導を受けました。
後半は、医療現場を想定したロールプレイ。医師役(日本語)と患者役(中国語)の間に入って、メモを取りながら、「頻尿を訴える患者の病状説明を医師に伝える」「医師からの病名・薬剤名及び服用法などの説明を患者に伝える」練習を行いました。
最後に、「医療通訳の業務範囲」について、講師の考え方が示されました。
受講者からは、「参加型の研修で、最後まで緊張感を保ちながら、楽し
く勉強できた」などの感想が寄せられました。
東海・北陸中国帰国者支援・交流センター ホームページ担当