2019/3/6

嚥下力を鍛えて肺炎防止

 当センターでは、今年度から健康づくり教室を複数回実施し、皆さんの健康維持に役立つ活動を行っています。

 過去の4回は、主にストレッチ体操と筋力アップ、バランス力向上を目指すトレーニングでしたが、今回は嚥下力を鍛える体操を行いました。

 人間にとって「食べる」と言う行為は、生命維持に必要であるだけでなく、大きな楽しみであり、健康を保つ上でも、とても大切です。

 日本人の死因の第三位は肺炎と言われますが、特に高齢者の場合は、嚥下機能が低下する事から、誤嚥性肺炎に罹るリスクが高まります。

 そこで、食べ物を咀嚼しのみこむ力を維持するための体操を、「愛厚はなのきの里」の野田浩志作業療法士に教えて頂きました。

 始めに、口の働きに影響する頸部や肩のストレッチを行い、次に口を大きく開けたりすぼめたり、舌を意識して動かす体操や発生練習を学びました。

 また、ストローや風船を利用して、各自の肺活量を確認しました。 1日1回を目安に、今日学んだ嚥下体操を自宅でも是非続けてください。

東海・北陸中国帰国者支援・交流センター ホームページ担当
 

コップの水に、ストローを使って呼気を出します。
コップの水に、ストローを使って呼気を出します。
風船を膨らませます。
風船を膨らませます。
最後に、一連の体操を復習して確認しました。
最後に、一連の体操を復習して確認しました。

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