2022/6/21

ユニット紹介

蛍の家

 先日、ある入居者様とお話する中で「柏餅が食べたい。」と言われたことから「だったらみんなで作ろうよ!」と盛り上がり、今月のユニット行事は“柏餅づくり”になりました。
 材料の準備や下ごしらえは職員が、餅で餡を包み柏や朴の葉で巻く作業は入居者様にお願いしました。

この地域では朴の葉で巻くところもあります
この地域では朴の葉で巻くところもあります

 皆さま慣れた手付きで餡を丸めたり、餅で包んだり、立派な柏餅が沢山出来ました。味は言うまでもなく美味!昔を懐かしんで作って楽しい、食べて美味しいユニット行事でした。

【柏餅ミニ知識】柏餅の葉っぱの意味は「子孫繁栄」
 柏の葉は、昔から食べ物を蒸したり盛り付けたりするために使われていました。柏の木は、冬になって葉が枯れても、新芽を付けるまで落葉しないことから、「家系が途切れることなく続く」「子孫繁栄」などの象徴とされていたのだそうです。
 他には、樹木を守護する神様である「葉守(はもり)」が宿るといわれたからとも。
 柏の葉を使った柏餅が食べられるようになったのは、江戸時代の中頃から。柏餅をこどもの日(端午の節句)に食べることで、男の子が健康で活発に育つようにという願いを込めたのだそうです。

※写真については入居者様、ご家族の了解を得て掲載しています。

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