2013/4/1

事業継続計画(BCP)

愛厚ホーム瀬戸苑では、大規模災害時において利用者の皆様の安全を確保するとともに、利用者へのケアを継続していくため、事業継続計画(Business continuity planning、BCP)を策定しています。

計画では、東海地震・東南海地震の発生により、3日間ライフラインなどが停止したと仮定した上で、利用者の皆様の生活を支えていくための具体的な対策を定めています。

特に重要なのは、限られたスタッフの人数で「できること・できないこと」を予め想定するとともに、ライフライン停止による代替措置をいかに講じ、できる限り早く通常のサービス提供体制に復帰するかということであり、日頃から万全の準備を整えておくことも必要不可欠です。
また3月には、通信網が麻痺した時に備え、衛星電話を配備し、情報の取得にも万全を期しています。

【計画の基本構成】
1.対応体制の整備
 災害対策本部の設置、自衛消防隊の組織、初動動作、スタッフの確保など

2.優先すべき業務の選定
 発災当日・発災翌日~3日・発災後4日~7日・発災後8日~4週目の期間ごとに、優先する業務、縮小・中止する業務を予め指定
 また、そのために必要な事前対策(ハード面、ソフト面)

3.地域との連携
 地域において、施設が支援できる内容等

私ども社会福祉施設は、一般の企業と異なり、災害時にあっても利用者の皆様の生命を守るという非常に重要な使命があります。

大規模災害時においても、利用者の皆様の生活を継続して支え続けながら、一刻も早く通常事業を再開できるよう、この計画を策定しました。
今後はこの計画をスタッフ全員で共有し、「活きたマニュアル」として活用できるよう、日頃からの防災対策に努めてまいります。

愛厚ホーム瀬戸苑

BCPの効果イメージ
BCPの効果イメージ
事業継続計画(BCP)
事業継続計画(BCP)

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