2024/3/14
職場研修で、被災地支援に派遣された職員の報告会を行いました。
令和6年3月13日(水)午後3時から、石川県で被災地支援活動を行った水流介護員から被災地の現状について報告がありました。
今回の派遣先は1次避難所から次の2次避難所へ移るには不安がある方たちが非難されている1.5次避難所でした。
2週間でチームリーダーやサブリーダーが交代し、また水流介護員たちチームメンバーは、3日間で次々と交代していく中で、日々変化する避難者の方の情報についてチーム内で確実に共有できるように、付箋などを使ってサブリーダー、さらにDWAT(災害派遣福祉チーム)に伝達していたとのことでした。
排泄や入浴の支援については、同性介護が原則でしたが、派遣されたチーム5人中4人が男性という編成であったため、ほかのチームの女性の応援を依頼せざるを得えないこともあり、その浴室以外の生活エリアに女性介護員がいないこともあったという現状が見られたそうです。
震災から2か月が経過し、避難者の方からは、愚痴をこぼし世間話をしたいという声が上がっていたそうで、その相手方の役割は、介護チームが担っていくところだとも感じたとのことでした。