2024/5/2

介護ロボット導入

~ 愛知県障害福祉分野における介護ロボット等導入支援事業 ~

このたび、「愛知県福祉分野における介護ロボット等導入事業」を活用させていただき、見守り介護ロボット【aams/アアムス】を導入しました。

1.特徴
見守り介護ロボット「aams/アアムス」はマットレスの下に設置したセンサーにより、体動(寝返り・呼吸・心拍など)を測定し、ご利用者の状態をパソコンでリアルタイムに確認することができる。

ベッドマットレスの下に設置するだけ
ベッドマットレスの下に設置するだけ
本体(上)と感圧センサー(下)
本体(上)と感圧センサー(下)

・一覧画面で複数のご利用者をリアルタイムで表示できる。
・離れた場所にいても、ご利用者を安全に見守ることができ、スタッフの負担軽減にも
つながっています。


iPadでも確認できます。横はパロ
iPadでも確認できます。横はパロ

・睡眠記録
 各種見守り履歴を表やグラフで表示される。
・帳票作成
 ご利用者の心拍・呼吸・睡眠状況等の帳票を月別/日別で作成できる。

心拍と呼吸の状況
心拍と呼吸の状況
睡眠状況
睡眠状況

2.導入効果
 導入前の業務時間と、導入後の業務時間を想定比較した結果、年間約61.3%の時間削減率となりました。
 このことで、他のサービスの質の向上のために取り組む時間を確保することができたとともに、ご利用者の睡眠状態を確認できたことで、良質な睡眠確保への取組みについて検討する機会にもつながっています。
 もちろん、スタッフへの負担軽減も図れています。


3.その他
 iPadの横には、「アザラシ型コミュニケーションロボット パロ」が見守っていてくれます。
 パロは、動物と同じように人と触れ合うことで、人の心を元気づけ、ストレス軽減、コミュニケーションの活性化をするなどの働きかけをしてくれます。
 ご利用者から大人気です。

 このように、さまざまな介護ロボット機器を検討し、愛知県のご協力を得てご利用者の安全と安心して生活できる施設づくり、職員にとっても働きやすい職場環境であり続けられるように努めてまいります。

愛厚すぎのきの里

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