
2020/06/05
タイムカプセル
平成生まれの皆さん これが何かわかりますか?
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- 大人の事情により一部付箋を使用しておりますm(_ _)m
愛厚はなのきの里は現在改築中で、古い書類などを整理しているのですが、その中には愛知県保養リハビリテーションセンター木曽川荘(昭和48年開所~平成16年廃止)の書類などもあります。約15年眠っていた、その段ボールの中から見つけました。
長く務める職員の話では昭和50年代後半には既に使われていたのだそうで、とても懐かしんでおられました。ブログをご覧いただいた方にそういった方がお見えでしたら幸いです。
正解は、卓上の電話帳です。
さて、皆さん気になる構造ですが…
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- 天板の目盛りを合わせ…
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- ボタンをポンすると
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- 「ノ」のページがパカ!
写真にはパカ!と軽く書いてますが、実際は「ブァクヮァ!!」ぐらいの結構な勢いで開きます。古いからか?元は外国製なのか?とにかくなかなか大味な挙動です。
大人の事情で何のページかわかりにくいですが、3枚目の写真右下に見事「ノ」の文字が書かれています。
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- なぜ「ノ」が開くかというと
こんな感じに、段違いになったページを、天板の目盛りと連動した金具が押さえるという仕掛けです。
ちなみに、写真では伝わらないと思いますが、天板はプラスチック製ですが、底板は厚さ約一ミリの鉄製で、持つとズシッとした重みを感じます。
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- 重さ425g かなり頑丈で、ゴツイ作りです。 もはや「鈍器」…
エアコンの無い、築50年の暑苦しく、不衛生な倉庫の中で、やたらカビ臭い書類や段ボールと格闘しながら、しばしノスタルジックな気分に浸れたひと時でした。
愛厚はなのきの里
結局最後はボヤく事務員