2016/11/04

不審者侵入対応訓練を行いました。

~本当に安心した生活のために~

11月4日、藤川の里にて不審者侵入対応訓練をおこないました。岡崎警察署・生活安全課の浅野真一巡査部長を講師に招き、講義と実践形式での訓練を行いました。


講義では、7月に神奈川県で発生した障害者施設の殺傷事件や2001年の大阪での小学校無差別殺傷事件などのお話をいただきました。それらは稀な例であり、同様な事件が起こることは宝くじに当たることよりも難しいことであると話されていました。


ただし、稀な事件であっても利用者様や自分たちの身を守ることを考えなくてはなりません。藤川の職員からも活発な質問が飛び交いました。


実践形式での訓練では講師の方に不審者役になっていただき、実際の施設内での不審者侵入訓練を行いました。凶器を持った不審者と対峙しながら110番通報をしたり、利用者様の避難誘導を同時に行うことはできません。職員間での分担が大事であることを学びました。


講師の方からは、「今回の訓練とは違う状況が起こることが考えられ、侵入経路だけでも多様なパターンがあります。常にいろいろなパターンを想定した訓練や不審者対策を行っていく必要があります」という講評をいただきました。我々も訓練とはいえ、防犯に対して真剣に向き合い、対策を考えていく必要があると思いました。


藤川の里で凶悪犯罪が起きてほしくありません。できることならば今回の訓練での経験が活かされないことを願っております。ただし、万に一つの可能性でも起こりうる限り、大切な命を守るためにも日々防犯対策に精進していく次第であります。今回は貴重な講義と訓練になりました。ありがとうございました。

講義の様子です。
講義の様子です。
活発な質問が出ていました。
活発な質問が出ていました。
実践訓練。距離を取ることが大事です。
実践訓練。距離を取ることが大事です。

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