さいぞう先生、参上！

ぞう組（５歳児）忍者修行の巻

7月のある日、昭和荘保育園に巻物が届けられました。
『７月１１日に忍者修行を行う。「山」と言ったら「川」と答える合言葉を覚えておくように』と忍者保育園の園長先生からの手紙でした。

忍者はいったい誰なんだ？と子どもたちは大騒ぎ。

７月１１日は朝から落ち着きません。部屋、廊下、事務所を探していましたが忍者はいません。
ところが、園庭に出ると、黒い影が！
素早い動き、遊具から飛び降りたりする姿に「忍者だ～！」と追いかけ始めます。

合言葉もばっちり。忍者さんに部屋に入ってもらい、お話を聞くことにしました。

忍者さんに質問タイム。
まずは名まえを聞くと、「さいぞう先生です」とのこと。
「忍者の武器は何ですか？」「手裏剣や刀だよ」「へぇ～」
「忍者の靴下は何色ですか？」「靴下ははいてません。足袋みたいな靴はいてるよ」「へぇ～」
「保育園の畑に穴があいてて、トウモロコシが食べられてたけど、食べたのは忍者ですか？」「僕は食べてません」「違ったんだ～」

まだまだ聞きたいことはいっぱいありましたが、忍者修行に行くことにしました。

忍者の手裏剣も伝授してもらいました。

さいぞう先生のばく宙を見せてもらい、本日の忍者修行は終了です。

パンツは何をはいているのか、どこで修行したのか、何を食べてるのか、などなどさいぞう先生に聞いていたぞう組さん。
最後に、さいぞう先生から「修行がんばってね」と言われ「がんばる！」と約束していました。

さいぞう先生が帰ってからも「かっこよかったね」「すごかったね」とずっと盛り上がっていた子どもたち。
「明日手裏剣作ろう」「折り紙で作ろっか」と話していました。

さいぞう先生、ありがとうございました。
修行、がんばります！