ごっこ遊び～動物園ごっこ～

約１か月半の超大作☆役になりきり、お客さんを楽しませていました！

　今年度のごっこ遊びのテーマは「動物園ごっこ」です。例年、お店屋さんごっこを行っていましたが、今回から子どもの意見を取り入れ、グループごとに”なにがやりたいのか”という話し合いからのスタートでした！様々な意見が飛び交う中、グループ内で２、３種の動物を行う事が決まり、「ぞう、きりん」「こあら、レッサーパンダ」「コモドオオトカゲ、ゾウガメ、わに」「カワウソ、ペンギン」の９種類の動物園が出来上がりました♪
　始まる前は、子どもからの意見がどこまで出てくるのか想像がつかず不安な部分もありましたが、逆に子どもたちのほうが動物について知識が豊富でやっていくにつれ、どんどん深まり各グループがそれぞれ１から考え、形になっていきました。

　迎えた当日は、２～５歳が動物を描いた手作り入場門をくぐったお客さんを出迎え、各グループのみんながいきいきと飼育員、動物役になりきり、全力で楽しませる姿がありました。「エサやりできますよ！」と飼育員役が話すと、お客さんが食べ物を動物役の子へ「どーぞ！」と言って渡したり、動物役の子へハイタッチしたりなど大盛況の様子でした。
今までのお金と商品のやりとりとは違い、体験型のごっこ遊びは、子どもの発想を自由に解放し、新たな行事の風景となっていました！終わった後も「違う動物にもなりたい！」と話していたので、今後もたてわりの日にはグループの壁を越えて、好きな遊びを継続して続けていきたいと思います。

　ごっこ遊び後は、初めて屋外遊戯場を解放し、２～５歳でお弁当を食べました。天候にも恵まれ、クラスごとに固まって友だち同士で楽しく話しながら食べる姿が多かったです。どの子も、唐揚げやおにぎりなどたくさんおかわりをして、嬉しそうにほおばるお顔がとても良かったです。
　作る過程の中でも異年齢同士で意見がぶつかり合うことがあったものの、互いに悩みながらも納得して作り上げていく過程や当日のいきいきとした姿に、担当した職員一同心にぐっとくるものがありました・・・！自身と相手の思いの葛藤や友だちと一緒に一つのことを作り上げる楽しさを味わうことができました。
子どもたちの今後の成長ぶりも期待です。