2023/7/25

「医療通訳研修会」を開催しました。

 7月21日(金)、名古屋市中村区名駅のウインクあいち(愛知県産業労働センター)で、「医療通訳研修会」を開催しました。
 この研修は、富山・石川・福井・静岡・岐阜・愛知の6県の支援・相談員と自立支援通訳を対象としたもので、講師は「NPO法人多文化共生センターきょうと」に依頼しました。

 当センター所長の開講挨拶に続き講義が始まり、臨床検査・健康診査の種類と方法、結果の見方の説明に続き、「眼科疾患」について、発症機序、器官名・病名の日本語・中国語対訳等について、講義形式で学びました。
 ついで、通訳する際のメモの取り方(ノートテーキング)のテクニックについて、記号や略字の活用方法など、具体的に指導を受けました。

 最後は、医療現場を想定したロールプレイ。医師役(日本語)と患者役(中国語)の間に入って、メモを取りながら、「眼の異常を訴える患者の病状説明を医師に伝える」「医師からの病名・治療法説明を患者に伝える」練習を行いました。

 受講者からは、「症状の推移に関する医師の見立てを患者に説明するのが
難しかった」「参加型の研修で、最後まで緊張感を保ちながら、楽しく勉強
できた」などの感想が寄せられました。

東海・北陸中国帰国者支援・交流センター ホームページ担当
 

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