2012/06/04

「フロア制」で個性に寄り添うケア

瀬戸苑では、「フロア制」を採用しています。

フロア制とは、建物構造上の区切りを利用して一定のグループを作り、そのグループごとにケアを行う体制です。

現在ではユニット型の施設が主流となりつつありますが、当苑は昭和52年に建築されたいわゆる「従来型」の特養であり、建物構造上ではユニットケアの体制を採ることができません。フロア制はそのようなハード面をカバーし、利用者の皆さん一人ひとりに寄り添うことができる方法として非常に有効であると考えています。

瀬戸苑では、建物構造を利用して東・西・中・北の4つのフロアに分け、それぞれのフロアを担当する介護職員を固定配置しています。100名から約25名へと担当範囲が狭まることにより、「なじみの関係」を深いものにし、より家庭に近い環境に近づけることができます。これにより利用者の皆さんの個性や生活リズムを把握し、心身の状態変化にもきめ細かな対応が可能となります。

また、フロアごとに独自のイベントや取り組みを行うことにより、フロアの個性が生まれ、それがフロア内の連帯感と信頼感を高めるという副次的な効果もあります。

これからもこの「フロア制」での介護・支援により、強い信頼関係の中でサービスの向上に努めてまいります。

愛厚ホーム瀬戸苑
 

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