技能実習生懇談会を行いました。

　愛知県厚生事業団では、今年度からネパール人技能実習生を受け入れることとしており、１期生として来日する予定の４名のうち、２名が大府苑に配属されることとされています。
　このため、当苑では現在受け入れに向けた準備を進めていますが、９月１３日（水）には、すでに多くのネパール人技能実習生を受け入れておられる社会福祉法人西春日井福祉会さんにご協力いただき、技能実習生の皆さんとの懇談の場を設けていただきました。
　当日は、西春日井福祉会さんから常務理事、特別養護老人ホーム「五条の里」施設長、介護長、来日後１年から４年の技能実習生４名にご来苑いただき、当事業団からは理事長、事務局次長、大府苑苑長、次長のほか多くの介護職員が出席して懇談を行いました。
懇談では、当苑の職員からのいろいろな質問に対して、技能実習生の皆さんから日本に来てからの実体験や介護の仕事を通じて感じたことなどを交えて丁寧にお答えいただいたほか、常務理事、施設長及び介護長からも有益なアドバイスをいただきました。
　また、実習生の皆さんが作成された記録物も見せていただいたところ、来日後１年ほどしか経過していない４期生の方でも漢字を交えたきちんとした報告書を作成しておられ、言語や文化、風習など全く異なる環境の中での皆さんのたゆまぬ努力がうかがわれました。
　懇談会を通じて、技能実習生の皆さんが介護の仕事に真摯に向き合いながらも、楽しんでおられることが印象に残りました。今後、大府苑に配属される技能実習生の方にも不安を感じることなく、明るく楽しんで働いてもらえるようにしっかりと準備を進めていきたいと思います。
大変お忙しい中、貴重な機会をお作りいただいた西春日井福祉会の皆様、どうもありがとうございました。