「口腔ケアの基礎知識等について」の職場研修を行いました。

　6月28日水曜日午後3時から、言語聴覚士の村瀬文康先生をお招きして、「口腔ケアの基礎知識等について」というテーマで職場研修を行いました。
　普段の業務で、利用者様に食事を安全に食べていただきたいと思っていますが、嚥下機能の低下や嚥下障害が見られる方もみえます。嚥下障害も飲み込む機能だけではなく、脳卒中や呼吸器疾患などの既往からくるもの、アルツハイマー病などの進行する疾患や認知機能の低下、歯の欠損や加齢、筋力低下など様々な要因があり、包括的な視点が大切であると学びました。
　また、KTバランスチャートという１３項目の評価表について、①心身の医学的視点②摂食嚥下の機能的視点③姿勢・活動的視点④摂食状況・食物形態・栄養的視点に分けて説明していただき、評価するポイントなども学びました。
　口腔ケアは多くの職種と職員が協同して行うケアですので、多職種が連携して、今日学んだ内容を今後の業務で活かして行きたいです。