2021/4/14

第1活動班「個人作業班」

愛厚弥富の里では利用者様の日課として「班別活動」という活動があります。第1活動班では主に「作品作成班」「個人作業班」「軽作業班」「資源・園芸班」の5つがあります。

今回はその中の「 個人作業班 」にスポットをあてて紹介します。

【 個人作業班 】では、ボールペンや箸セットの組み立て、レイ作りやコイン入れなど、軽作業に移行できるよう能力を伸ばすことに主眼を置いた取り組みをしています。
実際に活動中の職員と利用者様の会話を聞いてみましょう。

野菜の仕分け練習
野菜の仕分け練習

   (職員)「今日は野菜の仕分けやってるんですね。」
(利用者さん)「うん・・・。」(声のトーン低めで、両手を膝の上に置いて野菜を眺めている)
   (職員)「どうしたの?あ、初めてやるの?」
(利用者さん)「うん・・・。」(じっと野菜を見つめている)
   (職員)「私がやってみてもいい?」
   (職員)「(野菜を手に取る)これはブドウかな。」
(利用者さん)「うん。ブドウ!」
   (職員)「お!?」「これは~、ここだね(入れる場所に画像が貼ってあるため、その画像を指差しする)。」
(利用者さん)「ん?」(貼ってある写真をのぞき込んで確認される)
   (職員)「次はバナナ。あ、バナナは果物だね(汗)。これは~ここだね(入れる場所を指差して入れる)。」
   (職員)「○○さん、この桃。どこに入れるか分かる?」
(利用者さん)「え~っと。」(野菜や果物の画像をじーっとみて確認される)
(利用者さん)「ここぉ?」(自信なさそうに)
   (職員)「うん。そこで合ってるよ。」「間違えてもいいからその調子でやってみてね。」「また分からなかったら聞いてね。」
(利用者さん)「はーい。」



いかがでしょうか。
今年度、新しく追加した作業でありましたが、職員とのやりとりで行う事ができました。
次の日になると忘れてしまうこともありますが、繰り返し行う事で難なく「出来る」ようにと毎日がんばっています!


生活支援班

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