2024/3/13

相談援助実習お疲れさまでした。

利用者のおもいに寄り添った支援を目指して…

 はなのきの里で社会福祉士になるための相談援助実習で1名の学生さんを受入れました。24日間の実習の間、サービス管理責任者や指導員、相談支援専門員の業務を間近で見聞きし、また、利用者の日中活動のサポートを通して利用者さんとの絆を深めていきました。

 職員のサポートのもと個別支援計画の作成にもチャレンジしました。対象となる利用者さんへの聞き取りからニーズ(本人の望むこと)を導き、多職種の職員にも支援におけるアドバイスをもらったり、ボランティアさんへも積極的にアプローチしたりと、得られた情報や知識から彼女なりに工夫を凝らして支援内容を作っていました。
 
 実習の最終日は個別支援計画を発表してもらうこととなりました。
 利用者のストレングスをしっかり捉え、本人の人となりを知るために、人生を振り返る作文を書くことを提案し、作文から利用者の「自分の生き方を多くの人に承認してほしい」、「障がい者にもいろいろな人がいることを知ってほしい」という潜在的ニーズを引き出していました。
 作文を通して、利用者さんの“おもいをかたちに”にし、利用者さん自身も地域の社会資源となるような支援計画が作られていました。
 利用者さんの目標達成に向けてのモチベーションアップに繋がるような素敵な発表でした。
 実習生さんが利用者さんと繫いだおもいを、私たち職員が紡いで育んでいきたいと思います。
 
 実習生さんからは「座学だけでは、学ぶことのできない貴重な体験、多職種の連携の大切さ、地域での役割等、多くの学びがあった」との感想が寄せられました。
 
 はなのきの里の実習で経験したことを活かして素敵な社会福祉士さんになることを願っています!
 24日間の実習お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。

愛厚はなのきの里

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