学生施設ボランティア福祉体験学習

　稲沢市社会福祉協議会主催の学生施設ボランティア福祉体験学習で稲沢西中学校1年生の生徒さん2名が来ました。
　初日は、昼食時に8月の誕生日会があり、祖父江中学校の生徒さんと一緒に、食堂で利用者さんに好みのジュースを聞き注いで回ったり、午後からは、女性の利用者さんの入浴後の整容介助や誘導をしてもらったりしました。
　翌日（最終日）は、利用者理解として、車いすの乗車、チルトテーブルによる立位訓練、リフターでの移動を体験しました。
昼食時に利用者さんの嚥下状態に応じた食事形態を説明したので、トロミ剤を使ったジュースの試飲もしてみました。 生徒さん達の口には合わなかったようです……。
　また、障害者スポーツを知ってもらおうと利用者さんを交えてボッチャにもチャレンジ！！
この頃には利用者さんと会話を楽しむ余裕がでてきました。
その後には、ある利用者さんがジュースを購入するために自販機の前にいたところに居合わせ、生徒さんがジュースを買うのを手伝ってあげると、近くにいた他の利用者さんからも
「俺もついでに頼む！」「私も……」など、次々に声を掛けられていました。

　2日間という短い期間でしたが、生徒さんから
「障害者ってマイナスのイメージがあったけど、話してみたら楽しかったし、マイナスのイメージがなくなった」
「いろいろな体験ができて良かった」などの感想がありました。

　このような体験を通して、障害者のことを知ってもらい「思いやりの心」が育ってくれたらいいなぁ……と思います。

愛厚はなのきの里