2022/7/7

外部講師による職場研修

職員の専門性の向上を目指します

明知寮では利用者の支援における専門性の向上を図るため、外部講師を招いての研修を複数回実施しております。

6月は高齢者に起こる整形外科疾患について、7月は当寮の利用者にもみられる知的障害の特徴や支援方法について学びました。


6月21日は当寮で機能回復訓練を行っていただいている宮本靖義先生から「加齢に伴う整形外科疾患について」と題して講義を受けました。

それぞれの疾患が起きるメカニズムを知ることで、どういった状況で起きるのか、またどのような治療法が有効なのかなどについて学ぶことができました。


7月6日は当寮の利用者もお世話になっている養楽福祉会様から田代波広先生をお迎えし、「知的障がいについて」とのテーマーで講義をしていただきました。

おや!この人は?
おや!この人は?

障害者の特性については当寮の利用者の方々にも当てはまる部分が多く、支援を行う上で大いに参考となりました。

また、事例をもとに意見交換ができたため、今後の支援に向けての対策を練ることも出来ました。


特別養護老人ホームや障害者支援施設では、これらの講義のテーマは当たり前の知識として認識されると思われます。

明知寮は精神障害者の方々が中心ですが、年々平均年齢が上がり続けている状態で、介護保険施設などに移行される方も増えております。

また精神障害者であっても、生まれつき知的障害を持っていると思われるような言動や行動をされる方も多く見受けられます。


様々な背景を持たれた方々が同じ空間の中でいかに仲良く生活していただくかについて、専門性の向上と試行錯誤の繰り返しによって良い方向に進めていきたいと思います。

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